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2010年11月

2010年11月 8日 (月)

千葉の強風

皆の者、大儀じゃ。昨日の日本S、マリンズ優勝で決まったが振り返ってみるか。なんとも不思議なシーズンだった。
戦前の予想では、大方の評論家が中日有利を歌う中、ふたを開けてみれば4勝2敗1分けでマリンズの強さがめだつ。わしも中日有利を予想していたが、まさかの展開。しいてあげれば、もともと中日ちゅうチームはパリーグ相手になぜか分が悪いので、なにか起きる予感も多少あったが(ここ最近の交流戦では払拭されたようなイメージ)、ここまで中日の投手が打ち込まれるとは。。。
期待どうりだったのはチェン一人。最後の砦、浅尾もついに力尽きて決まった。もっとも公式戦でもやらない4イニング登板はばてて当たり前か。
解説の金村氏いわく、パリーグはエース級ピッチャーが掃いてすてるほどいて、中日の投手相手にも臆するとこがなかったのではないかとコメントしている。なるほど、和田、杉内、金子、涌井、ダルビッシュ、岩隈、田中など日本代表に選ばれて遜色ない投手が多いので点取れなくてひきづってると公式戦があっという間に終わってしまいそうだ。一方、セリーグはマエケン、チェン以外で東野、由規、村中など来年以降楽しみな育ち盛りが多い。
マリンズは、公式戦最終3連戦で3連勝ですれすれ3位に勝ち上がって、ダメモト勢いが加速したが、こうまで打ち込まれると金村氏のコメントも納得できる。だからといってクライマックス制度は賛成ではないが、もともと日本S自体が短期決戦なのだから、クライマックスで敗れたソフトバンクも、本番前の予選という意味で勝ちあがれないのは日本Sに負けたのと同じことなのではないかな。日にちが空いて調整がうまくいかないと毎年言うわけにもいかない。クライマックスに泣かされているので心情的には勝たせてあげたいがな。
それにしても第6戦の15回規定引き分けは笑える。日本Sを午前0近くまでやるなんてありえない。民放の放送が極端に減ったので、プロ野球の神様がその分、今日は放映せぇとお怒りになったんだろう。昨日の試合も下手したらまた15回まで行くとこだった。テレビ局もひやひやか。
マリンズ打線に目を向けてみよう。大きいの打てるのは、金泰均の21本が最高。古田が絶賛していた金泰均だが来年はもう少しホームランがほしいところだ。チーム打率は2割7分で、もまれた続けたパリーグでトップだ。今Sも前半サブローが調子あがらず苦しんだが、そこに当たりがでてほんとに切れ目がなくなった。なつかしやデッドボール男コーチの指導の賜物らしい。去年は一部ファンとの間でごたごたのあった西岡も一皮むけたな。井口が年長者で、突出者は居なくとも若手主体のはつらさで団結して乗り切るチームだ。
一方の中日の選手は監督の顔色を伺いながらという気がする。現役時代の落合から180度転換だな。あれほどのわが道を行く選手もこうも変わるのか。不思議だ。ピンチで打ち込まれた時も、マリンズ西村監督は笑顔を見せる余裕に対してベンチで苦虫をつぶしたような表情。典型的な采配は第5戦の中田続投ではないか。調子の上がらぬ中田を9点取られるまで引っ張る理由がわからない。四球で試合壊したわけでもなし、負けを覚悟してもここまでさらし者にしなくても良いのでは?来シーズンの中田が心配だ。昨日の河原続投もようわからん。いい当たりを連発されていたのでネルソンを早めに投入してもよさそうだが。そんな状況になってしまうのも、風はもはやマリンズに向いていたのかもしれない。
最後に、毎年ナゴヤドームで呪縛にかかったように打てなくなる虎よ、マリンズのつめの垢をせんじて飲むのじゃ。交流戦以外であたらぬチームが対戦少なくても打ち崩すのか、ポイントはそこだろうな。来シーズンの虎も心配だ。

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