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2010年3月

2010年3月18日 (木)

未来のコンピューターはどこまで進化するか その5

皆の者、大儀である。その後のジョン・ヘンリーの動向だ。
ある時、外部からの不正アクセス(注釈)で突然誤動作したためジョン・ヘンリーはS.E.に強制シャットダウンされてしまう。デーモンというバックグランドで動作するプログラムは問題ないとS.E.は結論づけ復旧にかかるが、電源OFFの精神?ショックが大きく、復旧時の最初のジョン・ヘンリーの一言がコンソールに出る。
"神はなぜ私をお見捨てになったのか?"
居合わせた一同ぽかんとする。
しかしネットの情報を食って生きてるジョン・ヘンリーとしてはオフライン状態では死んだも同然で、S.E.は恐る恐るネットワークとつなげてジョン・ヘンリーは正気を取り戻す。
いつしかサバンナとジョン・ヘンリーは友達になり(同じメタルのキャサリンには懐かないのがみそか?)、歌を歌いあったり、保育園の授業中にPCをとうしてチャットなんかしあう。チャットを見て突然笑い出すサバンナを先生は不可解に思い、キャサリンが呼び出されネットにはおかしな人間が多いからと注意してほしいと言われるが、キャサリンはジョン・ヘンリーの成長の一環として意に介する風もない。
ある日、サバンナが通う保育所にスカイネットから送られたメタルが進入する(キャサリンへの妨害工作か?)。サバンナと携帯電話で話をしていたジョン・ヘンリー(=ネットワークでアクセスがどこからでも可能なコンピュータ、彼の頭の後ろにはLANケーブルがついている)はヘッドセットを使うと話し易くなるよとアドバイスし、侵入者からサバンナを守るため、保育園の監視カメラのデータをとうして怖がるサバンナに優しく逃げ道を誘導する。
サラコナーやキャメロンの存在をキャサリンにひた隠しにするエリソンに対しても、真実をネットから習得したジョン・ヘンリーは周りの人にうそをついてはいけないとあなたが教えたと逆に諭すと、エリソンは一瞬つまり、うそを言うほうがいい場合があると言いのがれジョン・ヘンリーは困惑する。しまいには聖書の言葉を引用し、同じメタルのキャサリンまでを困惑させるジョン・ヘンリー。君はいったいどこへ行こうとしているのか。

※以下ストーリー中から抜粋
ジョン・ヘンリーに仕掛けられたバックドアを追跡すると相手はインターネットと繋いでいた。ハブから自分自身をアップロード。非常に高度なもの。
これを設計した者の知性は他のどの人間より優れている。
バックドアがワームプログラムの書き込みを許す。
ワームは単なるコードで、その知性がジョン・ヘンリーのシステムに侵入して遠隔操作するためのもの。
そのワームは世界中でコンピューターにかなりの割合で存在する。
その知性はそれを利用する。
ジョン・ヘンリーを探すため。
ジョン・ヘンリーはそのワームと共通のコードを持っている。
その知性ともジョン・ヘンリーはいわば兄弟。
コードのコメントの中でみつけたアスピアートで書かれたマークと最初のプログラマーの名前マイルズ・ダイソン。
その兄弟の望みは「生き延びること」。

バックドア・・・本来はIDやパスワードを使って通信を制限したり、使用権を確認するコンピュータの機能を無許可で利用するために、コンピュータ内に(他人に知られる事無く)設けられた通信接続の機能を指す。
ワーム・・・不正ソフトウェアの一種。自身が独立したプログラムであって、感染する宿主ファイルを必要としない点で、狭義のコンピュータウイルスとは区別されるが、ネットワークを介して他のコンピュータに入り込んで増殖する動作を繰り返し、結果としてCPUやネットワーク負荷の異常な増大などの実害を伴うため、ウイルスと同様に扱われている。 USB接続のフラッシュメモリなどのリムーバブルメディアを介して感染するワームも出現している。

2010年3月16日 (火)

未来のコンピューターはどこまで進化するか その4

皆の者、大儀である。忘れ去られたころのアップ執着至極。
さて例のサラコナークロニクルズだが、いよいよ佳境に入ってきたようだ。
最近気になるのは、ジョン・ヘンリーというターミネータ(以後ドラマの中で使われるメタルという用語で表現する)の動向だ。
彼は当初T888型メタル(通称クロマティ)としてジョン抹殺を企てるが、ジョンらがタイムスリップする際に一度破壊されたはずだった。ところが爆破の際、CHIPが残っている頭の部分が紛れ込んでしまい、タイムスリップ先で自己修復機能が動作する。
まず生物学者を見つけ出し知識を植えさせた上で人工皮膚を得た後、今度はFBI捜査官になりきり、再びジョンを追うことになる。しかしジョンらのわなにかかり再び破壊される。
ここからの展開がおもしろい。クロマティにFBIの同僚を殺害されたエリソン捜査官という人物が破壊されたクロマティの破片を集め、AIを開発している会社に持ち込む。実はAIの社長キャサリンはT1001型メタルなのだが、そうと知らないエリソンはこともあろうに同社でメタル開発に関わることになる。エリソンとしては殺人マシンではなく将来人類にとって有益な?メタルの開発に携わり歴史を変えたいといったところだ。
一方、T1001型はスカイネットより進化したい欲望が芽生え(ここでスカイネットとの対立図が浮かぶ)高度なアルゴリズムを得たいという理由でより人間的なアプローチをAIに施してほしいとエリソンに依頼する。ここで開発中のAIとエリソンが持ち込んだメタルの合成によりジョン・ヘンリーという奇妙なメタルの登場となる。
エリソンは道徳観や神の存在や人の命の尊さと言ったことをメタルに教え込む。ジョン・ヘンリーはリモコンでPowerOffできるのだが、ある時、プラモデル作りに夢中になり、完成するまで電源OFFしないでくれとエリソンに頼み理解してくれたのでエリソンに対して奇妙な友情が芽生える。一方ジョン・ヘンリーはコンピュータであるがうえ外部へのネットワークアクセスが自由にできキャサリンが自分と同じメタルであることを知り、さまざまな事情を知っているエリソンを友達だから殺さないでほしいと嘆願する。
またキャサリンには亡き夫との間にサバンナという子供が一人いて、子供心にキャサリンが人間でないことをうすうす感じていて懐かない。
サバンナが社内で遊んでる最中、ジョン・ヘンリーが秘密裏に格納されている地下に迷いこむのだが、"やぁ、かくれんぼしよう"とジョン・ヘンリーは子供に提案する。居なくなった子供を捜してくれと依頼されたエリソンは、居場所をクイズ形式でわからせようとするジョン・ヘンリーに対して、もしなにかの事故に巻き込まれたらどう責任をとるんだ?とあたかも人間に対するがごとくジョン・ヘンリーに物事のよしあしを教え込もうとする。この辺の掛け合いは不気味だが非常におもしろい。今後のジョン・ヘンリーの動向に注目したい。

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