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2009年5月28日 (木)

夢半ば

皆の者、大儀である。今日は儂の果たせなかった夢を語ったフィクションを紹介しようぞ。六天魔王、破壊王、猜疑心の塊、梢を渡る猿候などなど、ろくな批判の絶えん儂じゃが、あの戦乱あふれ、諸国は乱れまくり、正義がないと言われた時代に生まれ、親・兄弟でさえ油断すれば寝首をかかれると教えられた。そんな時代に鉄槌を下し、儂が目指したものがいったい何じゃったのか、一読の価値ある書であった。宣教師や海賊、貿易商人との会話の中で、天下平定後、海外を目指したということは容易に推測できる。後の秀吉は朝鮮出兵という形で海外遠征を試みるが大失敗に終わる。しかし経済観念がかなり発達している信長は、領土欲というより、むしろ商業で莫大な富を得る可能性を探しているところがみそである。近世を開いたと言われる儂が、もしあと数年生きておれば、日本の歴史は意外な形で変わっていたかもしれんな。宣教師からもらった地球儀を見ながらワインを傾ける姿が目に浮かぶようである。Ca390332

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